第24回千葉マスターズ水泳選手権大会2023年10月21-22日@千葉国 選手の声

KPSブログ

KPSチームとして大きな成果を出すことができた今大会。
2日目の夜の打ち上げは5時間に及び、大いに盛り上がりました。
コーチから選手たちに指令が(笑)
今回の振り返りを本部に報告してください。
いくつか寄せられた報告のうち、感動的な一つをご紹介します。

入会からわずか4か月でベスト2秒更新!

早いもので入会して4カ月、主に休日を利用して、KPS練習会に参加してきました。参加回数は20回を越えました。

入会当初は、サークルアウトも多く、フィンを使ったメニューでは、たまに脚が攣ってしまうこともありました。それが、回数を重ねるうちに身体も慣れ、10代の若い選手たちのペースでなければ、なんとか回れるようになってきました。
そこで、そろそろ、
「どれくらいのタイムが出るのか試してみたい」
と思い、今回の千葉マスターズに出場しました。

結果は、なんと! 
一年前のタイムを2秒以上更新する、自分でも驚くほどの好記録を出すことができました。
以下、なぜ、そのような結果を出せたのか、報告します。
その前に、レース当日の様子を先に書きます。
次に、好タイムを出せた理由を自分なりに分析してみました。

10月21日土曜日千葉マス1日目

マスターズの公認水泳大会に出場したのは、25年ぶり。
実は、今回レースの3か月前の7月、長水路のレースに、仲間と一緒に参加をしてみました。
いろんな運営上の手違い等もあり、自分としては、久しぶりの大会なのに、なんだか不完全燃焼で、モヤモヤが残った一日となりました。
今回、25年ぶり2回目となる千葉マスでは、初めてチームKPSからの参加でもあり、7月のモヤモヤを吹き飛ばせればよいなと、楽しみにレースに臨みました。

当日、会場に行ってみると、すでに早朝から来ていたチームメンバーが、絶好のスタンド位置をゲットしてくれていました。これは良い場所で大会を楽しめるぞ、と席に陣取ると、参加選手全員のスケジュールに気を配ってくれる人、差入れを配ってくれる人、全選手の記録がすぐに書き込めるようにシートを作ってくれた人などがいて、チーム力のすごさに驚きました。

また、前日のKPS練習会では、スタート練習と、リレーの引き継ぎ練習も行うことができたので、午後のレースだった私は、朝一番の公式スタート練習を回避して、時間的にも、気持ちの面でも、余裕を持った会場入りをすることができました。自分のレースまでの時間をリラックスして過ごすことが出来たのは言うまでもありません。

7月の大会での反省と、KPSコーチからのアドバイスで、レース前に陸トレを中心にしたコンディショニング調整を行ったので、体温を良い状態に保ったたまま、本番レースに備えることもできました。
これは本当に大切なことで、チームKPSの環境があるからできたことです。
フロアに筋トレスペースを確保してくれている、毛布やマットを敷いてくれている、どんな筋トレをすると良いかアドバイスしてもらえる、などです。

私の欠点は、臆病風に吹かれやすい面があることです。
「ビルドアップで落ちついたペースの入りをします」と言ったところ、KPSの田中コーチは、日ごろからの指導で、その辺の私の弱気はお見通しだったようです。招集に行く時には、こう言って、背中を押してくれました。


「大丈夫! 自分を信じてXX%ぐらいから ガンガン行きましょう!」

レース本番。前日のKPS練習会でのスピードトレーニングで30秒2を出していたので、
『んじゃぁ 一発やってやろうじゃない!!! 』モードでスタート。
泳いでる途中も
『あぁ このスピードで また泳げるんだ』
という嬉しさを噛みしめる間もなくゴール。
上から「やりましたね」の声!?
偶然、私のコースの折り返し監視役員をしていた、KPSの田中コーチの声でした。

電光掲示板は?
【!!】
昨年の区民大会での記録を2秒以上短縮。
一人で泳いでいた頃は、「30秒台に入れられればいいな」と考え、昨日も「29.9でもいいから29秒台を出せれば・・・」と考えていましたが、それらを軽々と超えていました。

翌日のリレーでも2泳を任され、引継ぎではありますが29.05を出し、自分でもビックリの2日間でした。

4か月でベスト2秒更新できた理由

入会からわずか4か月、参加回数約20回と、冒頭に書いたのは、このためです。
これだけの短期間で、これだけの成果を出すことができたのは、フォーム改善が大きく寄与していると感じています。
私は、長いこと、近くの区民プールで一人で練習してきました。一般の人と一緒のレーンなので、他の人の迷惑にならないように泳ぐので、ダッシュ練習や、サークル練習は、なかなか思うようにはできませんでした。でも、そんなものだと諦めていました。
しかし、6月のKPS体験参加の時に、あまりの練習の濃さに衝撃を受けました。
そのショックは、こちらに書いてあります。

楽しくて仕方のない、アッという間の2時間でした。
メニューも、ターンあり、飛び込みありで、一人練習の公営プールとは別次元の世界。
私の悩みは何処かに吹き飛んでしまいました。

そして、すぐに入会してよかったです。
KPSでのチーム練習によって、一人で区民プールで練習していた頃とは比べ物にならないほど、練習頻度と強度が上がって、いつの間にか、地力が付いていました。

コーチからは、毎回の練習のたびに、様々な修正を指導されました。
エントリーの位置
キャッチの高さ
ストロークラインからのプッシュの方向
リカバリーのスピード
果てはキックに対する意識改革まで・・・

希望のタイムが出なかった7月の大会は、まだ修正ポイントが身に付いていない時でした。
今回の千葉マスは、コーチからこう言われました。
「今の状態で、直せるところは全部手をいれた」
それほど、自分にとってもフォームの大改造でした。

今、入会直後の練習会で撮影していただいた動画を見返すと、ソレハソレハ・・・ヒドイオヨギガウツッテイマス、、、。
そこまで指導してくれたので、コーチも自信を持って送り出してくれたのだし、自分でも好結果が出せたのだと思います。

ただ、今回予想以上のタイムは出ましたが入賞とはならず、マスターズはそんなに甘いもんぢゃないってことも再認識。チームの方が撮影してくださった自分のレースの動画を見ても、改善点が見受けられます。

『マスターズは続けられた者勝ち』

7月の大会に向けて焦っていた体験参加の時、KPSの田中コーチに諭された言葉です。


自分の ”マスターズ人生の第2章” は、始まったばかり。無理せず、焦らず、更に上を目指して精進していきたいと思います。

頼もしいコーチとメンバーの皆さん、そして、練習中に見せるガッツでパワーをくれるジュニアの選手達に改めて感謝します。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

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